大手企業に要注意
大手不動産仲介は「囲い込み」が蔓延!大手こそ悪徳業者!
コンプライアンス遵守は大手企業どころか中小企業でも当たり前となった現在ですが、残念ですが、不動産業界は大手ほどコンプライアンスが遵守されていません。多くの消費者が「大手だから安心」と思って売却の依頼し「専任媒介契約」を結び、結果として機会損失となっている実態があります。「手数料の両手取り」や「囲い込み」がそれです。このページでは、大手のコンプラ無視の実態をご紹介します。
顧客の不利益につながりやす「両手取引」ですが、大手ほど横行しています。結果、両手取引になることもあるのですが(自社広告から買主を見つける等)、そもそも両手取引しか狙わないです。つまり法律上も義務付けられられている不動産業者間の物件情報ネットワークの”レインズ”※に掲載しなかったり、掲載したあとすぐに取り下げたりします。
※不動産物件情報交換のためのコンピュータネットワークシステムです。不動産流通機構の近代化方策として建設省(現国土交通省)が企画し、不動産情報の標準化・共有化を目的に1990年に作られたネットワークシステムです。
まずは、具体的な買い手もいないのに、「〇〇町の物件を探している人がいます!」とか、「高値で売れます!」とチラシを撒きまくり、大手の信用を悪用し、とりあえず高い価格で専任媒介契約を結びます。売れないので減額を提案します。売れない理由は「値段設定が売れる価格ではなく、売却の依頼を得るための価格だから」という点と、レインズという最強マーケティングツールを使わず、自社広告のみでマーケティングしているからです。消費者はその辺は確認できないので、多くの方が騙されているのです。
不動産売却時は「両手比率」が高い会社に注意を(ランキング)
内容
・ランキング表
・「両手取引」自体は法律違反ではないが、裏で「囲い込み」している可能性がある
・販売価格を値下げして手数料が減っても、両手取引できれば、収入はほぼ倍に
・囲い込みが横行しているのは、両手取引を禁止していないから
・大手と中堅中小ではどちらに頼めばいいのか?規模ではなく、「熱心に売ってくれるか」が重要
・いい仲介会社を見つけるには、「両手取引にこだわりますか」と質問すべき
不動産会社の姿勢が問われている
内容
・物件情報の囲い込みがなぜ起きるのか
・囲い込みの第一歩は売却物件の存在を消すこと
・最も多い囲い込み手段は「売り止め」や「契約予定」
・囲い込みを超えた悪質な行為もある!
不動産仲介の物件囲い込み問題~宅建業法の改正を望む~
レインズの仕組みと課題に迫る
内容
・適正かつ迅速な不動産取引を促進するレインズ
・レインズによって売却希望者は業界全体で買い手を探せ、購入希望者は網羅的な情報の中から物件を選択できる
・3種類の媒介契約によって異なるレインズの登録義務
・「売主側の紹介拒否」、「登録情報の不足」、「インターネットの普及」など課題も多い
・結局どこの不動産会社に依頼しても物件情報は同じなのか